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2018'04.19 (Thu)

私の父が他界した時、傍についていたのは兄でした。
月曜の朝3時頃に、我が家の電話が鳴った際、

「ついに、この時が来たか……」

と、私が受話器をとると、兄が、

「今、父さんが亡くなったよ。
 脈が無くなり、慌てて看護士さんが飛んできたんだけど、
 一時的に脈が戻ってきたんだよね。
 そうしたら、看護士さんに、『身体を揺さぶるのはやめてください』と、言われ、
 俺が、【父さん、しっかりしろ!】って、揺すっていたのが原因だったみたい。
 父さん、やっぱりダメだったわ」


はい、この兄からの第一報は、今でも私の心に深く残っています。

今日のブログのタイトルは【脈】なのですが、
死や別れがメインではなく、
残された人たちが、脈=繋がりを探し、再出発する姿を書きたいと思います。

昨日、母と私とパートナーの3人で、
母が生まれ育った町へドライブしてきました。


そこに、母の実家はありません。
20年前、母の父が他界した後、母の母が土地を売り、
母の弟が住む神戸へと引っ越したからです。

それ以来、私は訪れたことがなかったですし、
母も、父に頼み15年ほど前に連れて行ってもらったきりでした。

今、住んでいる家から、車で1時間ほどの場所なので、
行こうと思えば、いつでも行けたのでしょうが、

「何もかも変わってしまっただろうし、
 自分が生きている間に、もう1度だけ見れたらいい」


というのが、母の気持ちだったため、
せっかく新車に買い替え、乗り心地も良くなったことだし、
季節のいい時期に、1度、行ってみようとなったのでした。

はい、私の記憶の中に残っている祖父母の家は、
田んぼの中の1軒家で、家の裏に小さな川があり、
その川でフナを釣るのが、1番の楽しみでした。

でね、この川という水脈がなかったら、
私と母は、祖父母の家があった場所を特定できなかった
でしょう。

それだけ、町が様変わりしており、
どこにも田んぼは無く、道路は整備され、綺麗な一戸建てが並んでいました。
祖父母の土地も、家が5軒建ったとは聞いていましたが、
もう、ちょっとしたニュータウンです。

昔の面影は、細々と流れている川があるぐらいです。

あまりの変わりように、私も母も呆然としていたところ、
綺麗な家の玄関から、
1人のお婆さんが植木鉢を持って出てきたんです。

そして、たまたま母と目と目があい、

「あなた、小学校の先生の娘さん?」

と、母に声をかけたのです。

母は固まってしまい、何も言わないので、私がすかさず、

「母の旧姓は○○△△です」

と、続けると、

「やっぱり、○○さんちの娘さんだったのね!」

そのお婆さんは、結婚し嫁に来てから暮らすようになり、
うちの母と小学校が同じとかいう間柄ではないのですが、
亡くなった母の母とは、とても仲良くしていたそうで、
しばらくの間、思い出話しを2人はしていました。

この出会いというか、人脈がなかったら、
母と私は、全く別物に変わってしまった町を、
1枚の風景画として捉えるしかありませんでした。

でも、風景画ではなく、歴史を振り返る動画になったのは、
祖母をよく知る方が、たまたま登場してくれたからです!

水脈で場所を確認し、
人脈で時の流れを偲ぶ


今も脈があるからこそ、
記憶の中の出来事が現在の風景と重なり、
既に他界した人々も、セピア色ではなく鮮やかな色彩で、
みんなの心の中で生き続けていくのでしょう。
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11:17  |  life  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2018'04.17 (Tue)

ネタてんこ盛り

昨年の秋、ユースケは早稲田大学の探検部に通っていました。

毎週火曜日の夜7時からミーティングがあり、
他大学の学生も参加O.K.で、
ユースケが通う美大の先輩がいたため、紹介してもらったとのこと。

正直、親の本音としては、

ユースケ、美大は留年覚悟じゃないと、
探検してるヒマないよ!


というものでしたが、
3か月ぐらい顔を出していたら、
探検するには時間的に無理だということが分かり、
ミーティングに行かなくなった
のでした。

もともとユースケは『クレイジージャーニー』というTV番組が大好きで、
秘境とか危険地帯とか、アヤシイ場所に魅かれていました。
でも、本人はチキン(臆病者)なので、
そういう冒険をしている人の話しを、直に聞いてみたかったようです。

あと、スマートな学生さんたちの会議を見ていると、
プレゼンの組み立て方とか、反論の仕方とか、
とっても勉強になったそうです。

けど、普通、他大学の部活に参加するというのは、
なかなか勇気がいると思うのですが、
本人は、それこそ冒険への好奇心が勝っており、
イケイケどんどん!です。

こんな風にガンガン強気で攻めていけるのは、
若いからこそできる特権ですなぁ。


すぐに早稲田大学の学生の皆さんと打ち解け、
行ったその日の飲み会(ユースケは未成年なのでウーロン茶)に加わり、
これまた興奮気味にLINEで、報告が来ましたよ。

ユースケ曰く、

「【博多から来た】というだけで、みんなが喰いついてきて、
 こっちもネタはてんこ盛りだから、
 方言、食い物、手りゅう弾三原則など、喜んでくれると」


とのこと。

まぁねぇ、今までブログに書けませんでしたが、
(いや、書いたこと、あったかしら?)
抗争事件が、うちの寿司屋の前で起きたときなんか、
店の前の道路が血まみれになり、
それが開店直後だったため、水を撒いて掃除していたら、
警察の方に、

「臨場を荒らさないでください」

って、怒られました。
しかし、これは明らかに民間人は関係なく、
内輪揉め(ナイフで太ももを刺したということは、殺す気はない警告)なので、
すぐに、警察の方も去って行ったのでした。

ただ、ニュースで流れちゃったから、
見る人が見れば、うちの店の前だってバレバレで、
当時、中学生だったユースケなんか、

「寿司屋のユースケが刺されて入院した」

というデマがLINEで拡散され、
スマホを持たず事情を知らないユースケが、
翌日、いつも通りに学校に行ったら、
みんなに驚かれてしまったそうで……。

はい、こんな経験が、いろいろ積み重なっているユースケは、

「ツカミは任せろ!」

ってことで、最近、いろんな人から、

「ダクトのデザイナーより、広告代理店のほうが向いてるよ」

と、言われるそうです。

でも、本人は、
プレゼンスキルが高いダクトデザイナーを目指しているんですってさ!
18:48  |  life  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2018'04.16 (Mon)

誕生日の記憶

今年の正月、高校の同窓会に出席し、
高2の時に仲良しだった友人たちと、
LINEで連絡し合う仲になった
ことは、
以前のブログでも書いたことがあったと思います。

その後の話しなのですが、
LINEのグループを4人で作っても、
頻繁に連絡が入ってはきませんでした。

だって、イマサラじゃないですか!

高校卒業後30年目につながったとしても、
一緒に過ごしたのは高2の1年間だけ。
その後の空白の30年は埋められないし、埋めたい気持ちもないし。

で、ほぼ放置状態だったLINEのグループでしたが、
4月になって、こんな一言が送られてきたんです。

A : 「今日はBちゃんの誕生日だね!
     Bちゃん、誕生日、おめでとう!」


こうなったら、お祝いぐらいは私も言わなきゃならないですよね。
私も、慌てて送りましたよ。

私 : 「Bちゃん、お誕生日、おめでとう。
     ついに○○歳かぁ……。
     私も、後を追うから待っててね!
     Aちゃん、Bちゃんの誕生日を教えてくれて、ありがとう!」


はい、○○歳っていうのは、本当に○○歳と書いたんですよ。

49歳の誕生日、おめでとう!

なんて、例え同級生からでも言われたくないでしょ?
これが80歳とかだったら、めでてー、めでてー、なんでしょうけど。

でね、私のLINEを読んだAちゃんから、次のような返事が来ました。

A : 「実は、私もBちゃんと同じ誕生日なんだ!
     ちよこちゃんは、確か、○月○日が誕生日じゃなかった?」


もう、この2行で、私は地雷を踏んだ気分になりました。

メッチャ、どんより……

Aちゃんにも誕生日のお祝いコメントを入れなきゃならないし、
まさか高校2年の時の記憶が、
そんなに鮮明に残ってるなんて、思いもしなかったです。

Aちゃんの私の誕生日当てクイズ、大正解でした。

私 : 「なんとAちゃんとBちゃんは、 同じ日にオギャーって、泣いたのね。
     Aちゃん、お誕生日、おめでとうございます!
     そして、Aちゃんの記憶力、素晴らしいです!」


すると、Aちゃんは、

やったね!

という、ペンギンが万歳しているスタンプを押してきました。

あ~ぁ、これから死ぬまで、このLINEのグループでは、
互いの誕生日をお祝いし続けなきゃならないのでしょう。

私の誕生日、知られたくなかったんだけど……
だって、同い年なんだし、面倒臭いじゃん。
イチイチお祝いのコメントを書かなきゃならないなんて。

しかし、Aちゃんの31年前の記憶力に、

大撃沈!
21:02  |  life  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2018'04.14 (Sat)

プロダクトデザイン

20180414b.jpg

ユースケも美大の2年生となりましたが、本人がしたいのは、

プロダクトデザイン(製品デザイン)

という分野で、立体を作りたいとのこと。

この4月から、ユースケが目指すダクトの講義が始まり、
その様子をLINEで送ってくれました。

自分が作りたい立体のスケッチを何枚か描き、
そのスケッチを基に、いよいよ3Dへと進んで行く
んですってさ。

私から見たら、ナメクジとかサナギとかにしか判別できないのですが、
本人はノリノリで描いているようで、

「課題をこなすために、夜、遅くまで頑張ったとよ!」

とのこと。


20180414a.jpg

ここは大学の一室で、1人1人に机と椅子が用意され、
壁のボードに作品を貼っていくようになっております。

相変わらず小汚い卓上です……。

ヘッドホンで音楽を聞きながら絵を描いて単位を得られるなんて、
羨ましい気がしないでもないのですが、
私は、ナメクジとか、サナギとか、魚類のエイとか……
そういうのを描きたいとも思わないし、
まして立体で作りたいとも考えたことない
ので、
これが基礎なんでしょうけど、なんだかなぁ。

よう、分かりませんわ。

でね、これを送ってきた次の日、

「40人くらいの中で、
 『このスケッチ参考にして』って、教授に褒められた!」


という喜びの声がLINEで届いたのですが、

ふ~~~ん……

というのが私の感想であります。

まぁ、 何歳になっても褒められると嬉しいものなので、
親にも喜びのお裾分けがきたんですけどぉ、
私に理解できなくても、見る人が見たらいいと言うのなら、

ユースケ、少しは才能があるようで、よかったね!

と、とりあえず、ホッとしたのでした。

「僕には才能がないんだ!」

とか悩まれても、こればっかりは、どうもしてあげられんからねぇ。
19:02  |  life  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2018'04.13 (Fri)

届いたあぁぁ!

20180413.jpg

はい、やっと、やっと、やっとこらさで届きましたよ!

ユースケのインドネシア土産がっ。

で、写真を見て不思議に思われた方への説明ですが、
手前のポテチ、米、日本酒は、
先週の土日にユースケが新潟に行った時のお土産です。

なぜ新潟に行ったかというと、
ユースケはインターンシップとしてギャラリーの運営をしているのですが、
そこで作品展を開きたいという話しがきたんです。

ユースケの高校の1年先輩が、新潟の長岡造形大学に通っており、
新潟ではグループ展を開いたことがあるため、
その経験を生かし、ぜひ東京でもやってみたいとのこと。
で、その打ち合わせで、ユースケが自腹で高速バスに乗り、ホテル代を払い、
新潟へ行ってきたそうで……。

さすがに、これは経費としてギャラリーのオーナーには請求できませんよねぇ。
メールでやりとり出来るのに、現地に足を運んだのは、

「俺って、カッコイイだろ!」

という本人の自己満足ですから。

まぁ、そういうわけで、
親(婆ちゃん)の金で新潟に行くなら、土産を買ってこいとなったのでした。

そして、インドネシアと新潟の土産が、今日、届きました。

既に帰国して1か月経過しているため、
まさか食べ物はないと思っていましたが、
インドネシア土産のほとんどはスナック菓子で、しかも、

賞味期限が2018年4月15日

って、明後日じゃん!

婆ちゃんドン引きですわ……。

それでも、自転車とか現地の乗り物とかの工芸品は、
家族のために買ってきたというので、
コレで喜びを噛み締めってことなんでしょうか。

私とパートナーは、4月16日以降でも、
スナック菓子を口に入れて噛み砕きますけどね!
(婆ちゃんは、食べないんだって。
 製造日は2016年10月15日なので1年半前……

おまけに、写真の右上のスナック菓子なんか、
開けて封を切ったものを、輪ゴムで止めて送りつけてきているんです。

親を舐めとんかい!

これはねぇ、私は気持ち悪くて食べられません。

ゴミを送りつけんな!

って、怒鳴りたくなりましたもん。

それでも親だから許されますけどぉ、
こんなの他人様に郵送したら、絶縁ものですよ。

私自身はユースケの目の前で、
どんなものを送ったら、もらう人が喜んでくださるか?
相手の顔を想像して購入し、梱包し、プレゼントしてきたつもりですが、
親の背中を見て育つというのの真逆に行ってしまいました。

あぁ、なんで、こうなってしまったんだろう……。

私の教育が悪かったと反省しつつ、
来週の月曜日は、大学の1年間の授業料158万円を振り込んできます。
22:05  |  life  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑
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