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2012'03.31 (Sat)

水路

ユースケは保育園時代、地面に穴を掘っては、
じょうろで水をかけて遊んでいました。

そして小学生になり、水はけの悪い運動場で、
水たまりが出来ているのを見つけては、
水たまりと水たまりを結ぶ水路を作り、先生に叱られていました。

「運動場を凸凹にすると、つまずいて転んで怪我をします!」

なので、水路を作っては埋め立てていたのでした。

それが中学生になり、掃除を担当することになったのは
例のAちゃんのお母さんがドライアイスやジュースをぶちこんだ池でした。

はい、またやってたんです、穴掘りというか水路作りを……。

その地域の掃除を担当するクラスメイトと一緒に、掃除するふりをして。

池の水が外に流れ出るよう水路を掘っていたのですが、
草むらの中に水路を作り、上に抜いた草を置き、水路を隠していたんです。
こうなると、シャーロック・ホームズに出てくる赤毛組合の世界です。
何日間にも渡る地道な作業の結果、かなり立派な水路が出来たのですが、
池を囲う大きな石を1つ外して、実際に水を流すことはしませんでした。

そりゃ、校長先生の大のお気に入りの池でしたんで……
池の水を外部に流したら、どんだけ叱られるか、
中学生になると想像つきますもんね。

しかし、その隠れ水路の存在を、例の毛ガニくんが知ってしまいました!
(ユースケのクラスの出し物を「毛ガニ」の一言でブチ壊した男の子)

毛ガニくんは、こっそり部活帰りの暗くなった時間に池を訪れ、
水路をふさいでいた池の外周の大きな石を取り除いたのでした。
で、石は学校の柵の向こうの雑木林に投げ込んだんです。

で、翌朝、学校にユースケが朝練があって行くと、
校門を入ってすぐのあたりから、
雨も降っていないのに地面が水浸しになっており、

「マサカ?!」

と、思って池に行くと、自分たちが掘った水路に水が流れていたのでした。

もちろん、不審に思って水の源流を突き止めようとする、先生の姿もありました。
(ちなみに、メダカは池の底に避難して、外に流されなかったそうです)

その時は、ユースケ、知らんぷりして朝練に参加したのですが、
教室で朝の会が終わった後、すぐに担任に呼ばれました。
池の掃除を担当しているメンバーが!
あれだけの水路は一朝一夕で出来るものではないという推理の結果です。
なので、水路を作ったメンバーは正直に話しました。
自分たちは作っただけで、水を流してはいない、と。

で、先生の取り調べを受けているユースケの視界には、
ニヤニヤしてコッチを見ている毛ガニくんが映り、

「毛ガニくんが、やったのでは!」

と、毛ガニくんを呼ぶと、すぐに白状しました、自分が石を除けたと。

そして、作ったメンバーと毛ガニくんは、
放課後、校長室に呼ばれ、たっぷり叱られたのですが、
毛ガニくんは、雑木林の中から同じ石を見つけて来い!
と、校長に言われ、1時間ほど探索して見つけてきたそうです。

で、この話を本人から聞いた私は、ユースケに言いましたよ。


「そんなに水路が好きなら、
 アフリカや中東に行って、井戸を掘ったり、灌漑用水を作ったら?!」



はい、その後、ユースケが意外な返答をしたのですが、
それは、明日のブログに書きますね!
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