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2014'02.28 (Fri)

母の創作意欲

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父が他界する前から私の母は出不精で、家に閉じこもりがちです。

といっても、家には庭があるので、
敷地の外に出ませんが、ガーデニングには情熱を注いでおります。
ただ、今の時期、ガーデニングというほど、せっせと庭いじりをする必要もなく、
家の中で自転車をこぐトレーニングマシンに跨り、
運動不足を解消しているそうです。

そんな母に、バレンタインデイの時、
1人で手軽に食べられるチョットした美味しいものを詰め合わせ、
チョコと一緒に送ったのですが、
ちょうど簡単に作れるネックレスのキットが余っていたので、
ついでに、それも同封したのです。

すると、けっこう喜んでくれて、母が創作意欲が出てきたというので、
大型手芸店のバーゲンセールに買い出しに行き、
簡単に作れそうなキットや手芸の材料を仕入れて母に送りました。

うちの母は商業高校卒業後、OL生活2年で結婚して専業主婦になったのですが、
子育てが落ち着くと、カルチャーおばさんとして、
いろんなカルチャー講座を受けまくりました。

基本は手芸・工作系なのですが、

紙粘土細工、ペーパーフラワー、七宝焼き、革細工、陶芸、ビーズ・アクセサリー、
水彩画、油絵、石膏デッサン、絵手紙などなど、


いやぁ、いい人生を送ってますなぁ

って、傍から見ている私は思うのですが、
本人は不満タラタラで『つまらない人生』って、切り捨てています。

確かに父は稼ぎましたが、仕事人間で家庭ほったらかしだったため、
父の転勤に付き合い、子どもを抱えて全国を転々とした母にとっては、
苦行だったのでしょう。

私は父に似て、本音バシバシで人づきあいが得意なのですが、
母はタテマエで固められた人のため、
外に出るといい恰好しぃを演じなければならないのが辛く、
あまり友人もいないんです。

だからこそ、手先を動かすのは認知症の予防にもなるし、
創作意欲が出てきたというのは、
子どもからしてみれば、ありがたや! ありがたや! ですわ。


今日、届くように送ったので、先ほど電話して母の感想を聞いたところ、
実際に作らなくても、いろんなカラフルなガラス細工の素材を眺めているだけで、
すぐに時間がたってしまったとのことでした。

どうしても1人で籠って暮らしていると、
先に他界したパートナーのことを思い涙ぐんで過ごしがちになると言ってましたが、
カルチャーおばさんで鍛えた腕の見せ所なので、
私も3月下旬に帰って作品を見るのを楽しみにしています。
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