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2014'04.30 (Wed)

模範解答

先日、大学のセンセがTVで言ってたんですが、

「大学入試の面接で【尊敬する人は?】と聞くと、
 ほぼ全員 『お父さんです』 というように家族を出してきます。

 これにはマニュアルがあって、

 面接官をイヤな気持ちにさせない回答=家族 となっているからです」


とのことなんです。

で、この言葉を聞いて思い出したのは、

高校入試の面接で【将来なりたい職業は?】と聞くと、
面接官が、どの言葉を聞いたら喜ぶと思います?!

正解は、

「高校の先生になりたいです」

なんですって!

はい、この2月にユースケは推薦入試で公立高校に合格しましたが、
うちの県の場合、推薦入試には必ず面接がつきものなので、
(公立の一般入試には面接がない)
公立推薦を受ける生徒は全員一緒に、面接の練習をしたのでした。

で、最初に【面接模範解答】を叩き込まれたそうですが、
普通科の場合、内申点によって分類され、

数学が5の子は、高校の数学の先生
英語が5の子は、高校の英語の先生
体育が5の子は、高校の体育の先生


と、答えなければならないと、徹底的に仕込まれたそうです。

そう言えば、面接官である高校の先生は喜ぶ!

というのが理由だそうですが、

アホちゃうか?!

ですよねぇ。

だって、面接に挑む殆どの中学の生徒が、
高校の先生、高校の先生、高校の先生……
って、延々と言うんですから、全く意味なし!

でも、そう言わないと、かえって浮いてしまい、
面接官に嫌われるかもと思うのが、日本人の思考回路
ですわ。

こうやって、高校入試も、大学入試も、就職試験も、
みんなみんな面接は模範解答の丸暗記か、
ちょっとだけオリジナルを付け加えた模範解答の丸暗記。

このパターンから抜け出せないものなのかもしれません。

はい、冒頭で紹介した大学のセンセが文章で書いてたものによると、

 面接という形で対話を試験化することで生じるのは、
 明らかに口にする本人が信じていなそうな
 「模範解答」を反復するロボットの群れから、
 もはや「人間」の範疇から外れて戻らなそうな存在をはじくのが、
 残念ながらいまも多くの面接官の仕事だろう。


とのことですよ(by 與那覇 潤センセ)。

もはや「人間」の範疇から外れて戻らなそうな存在 = 対話が成り立たない人

だそうでして……

なんか、大学入試制度は5~6年先に、
一発勝負のセンター試験は廃止され、
年に数回行われる到達達成度テストが導入されるそうですが、
それと同時に【人物本位】を目指すため、
論文と面接が付け加えられることになるようです。

でも、論文と面接が付け加えられても、
【模範解答】がズラッと並ぶだけなのに、
人物本位なんて、どうやって選抜するんでしょうね?!
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