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2017'03.03 (Fri)

補欠の繰り上げ

ユースケが受験した東京の私立の2トップ美大が、
昨日から揃って、補欠合格の繰り上げを始めました。


その前に、美大ランキングの説明からすると、
この大学に生息する学生をルポした書籍も売れ、
変人奇人の集団とされているのが、東京藝大で、
ここは美大の東大と言われております。

藝大は、音楽に関する学部もありますが、
美術については【絶対に藝大】という人たちが、何浪してでも入りたがるため、
我が家のような現役生で受かるのは、ほぼ無理です。

藝大レベルになると、センター試験の得点は必要なく、
実技が出来るか? 出来ないか? で、合否が決まります。

そこで、美大の慶応と早稲田と言われる、
武蔵野美術大学と多摩美術大学を、実際は目指すことになります。

で、この2つの大学の滑り止めというMARCH的位置づけが、
東京造形大学です。

なので、東京造形大学は、上2つの美大の合格発表前に、
入学金の締め切りを設けており、
正規合格者は入学金だけ入れ、素通りするというのが恒例で、
逆に、この大学に合格していないと、上位2つの美大の合格は難しくなります。

そして、多摩美術大学と武蔵野美術大学は協力し合って、
受験生の志望が重なる学科は、受験の日程をずらしており、
生徒は両方の大学を受けることが出来ます。

そのため、どこの業界でも、そうでしょうが、

受かる子は全部受かるし、落ちる子は全部落ちる

という現象が発生し、中間に【補欠合格】というのがあります。

はい、我が家も、第二希望にしていた美大は合格しましたが、
第一希望は補欠だったため、
昨日から始まった補欠の繰り上げの対象者でした。

でも、例年なら、ユースケの第一希望の美大は正規合格者が抜けないため、
補欠の繰り上げがあるのは、国公立の美大の合格発表の後だと言われていました。

それが、昨日の夕方、若い女性の声で電話がかかってきたんです。

「ユースケさんは、御在宅でしょうか?」

その美大の名前を聞いた瞬間、わたしゃ、凍りつきましたよ!

こんなに早くっていうか、初日から繰り上がるのなら、
第一希望の美大に行けたほうが良かったのかしらってね……。

で、ユースケに代わると、自分の口でハッキリ言いました。

「辞退させていただきます」

はぁ……、そうなるよねぇ。

家も借りちゃったし、3回も入学金を払えんしねぇ。

っていうか、第一希望の美大は、
この学科では1番、就職に有利だと言われていますが、
補欠で入っても、実力の差は埋めようがありません。

これが美大の辛いところで、
才能は神が与えたものであり、努力で何とかなるもんじゃないんです。

なので、ユースケの高校の先輩も4人、東京藝大に行きましたが、
2人は中退し、絵を描くことを止めました。

上には上がいるって、マザマザと見せつけられるのも苦しいですもん。

なので、自分の実力に合った大学に行ってこそ、
伸び代もあるんじゃないかって、思います。

劣等感を抱え続けて4年間を過ごすのは、辛いですぅ。

はい、終わってみれば、受験した美大は全て合格しましたが、
ユースケの立ち位置を、リアルに反映した結果となったのでした。
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