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2017'04.12 (Wed)

中学校の美術

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昨日のブログでは、私の中学時代の美術の授業での作品を載せましたが、
今日は、真打登場で、ユースケが中2の時に作ったものです。

時代の流れを感じますよねぇ~~~。

33年前は、ただの木の板だったのに、
4年前になると、工作キットで、しかも実用品になっています。

で、私の頃は、土曜日も午前中は授業で、美術の時間が多かったこともあり、
かなり力の入った作品に仕上がりましたが、
ユースケは週休2日で美術の授業も少なく、サッサと済ませております。

彫の深さが全く違うでしょ?!

表面に線だけ彫って色とニスを塗り、鏡と金具を付けて終わり!

これを見た時、拍子抜けしましたもん!!!

「手を抜いとるなぁ……」

高校生になると、選択科目で美術をしない子も出てくるため、
中学が最後になるお子さんもいるのですが、
これが、今の中学美術の限界でしょう。

まぁ、時代は変わっても、木を彫るのは変わらないというのは、
ビックリしましたけどね!

でね、ユースケが作品を家に持って帰って来た時、
私は、この色遣いはユースケじゃないって、直感で思ったんですよ。

ユースケは、パステル系の淡い色が好きなので、
こういう伝統工芸みたいな色に塗らないんじゃないかと。

で、話しを聞くと、
デザインは自分でテキトーに決めたそうですが、
このデザインを見て、美術の先生が、

「色はコレとコレ」

って、指定したとのこと。

なので、全体の雰囲気には合っていますし、一般受けはしますけど、
本人の個性は、ぜ~んぜん出てないんです。

先生の指定の色とは違うのを塗ったら、怒鳴られるそうですし。

うちの地元の教育大出身の美術教師って、なんか勘違いしており、
見栄えのいい作品に仕上げることが、
教師としての使命だと思っているんですよ。

なので、

指導=教師のレプリカの増産

になってしまい、生徒は美術の時間が、全く面白くなかったのでした。

でね、本来の美術教育って、その子の個性を認めて伸ばすことであり、
教師の価値観を押し付ける場じゃないですよねぇ。


でも、うちの中学のような小規模校だと、
学校に1人しか美術教師がいませんし、移動も少ないため、
長年にわたって学校のボスとして君臨し、
生徒だけでなく、校長さえも逆らえないのでした。

そういう背景を、実は私はユースケの入学前から、
地域のお母さん方から聞いていました。
なので、ユースケは小学生の頃には美術を生涯の生業にしたいと、
高校は芸術学科がある所を目指すと決めていたのですが、
中学の美術部には入りませんでした。

権力者に牛耳られるなんて、ウンザリですもん!

それと比べれば、私の中学の美術の授業なんて、
美術教師は生徒に舐められまくって、
不良さんにとっては、ただのお喋りの時間でしたけど、
それでも自由があって良かったなぁって、思うのでした。

表現の自由が権力者によって規制されるなんて、
気持ち悪いです。


でも、権力者に媚を売らないと、内申点がもらえないため、
生徒も親も、誰も何も言わないのでした。

ちなみに、ユースケの美術の内申点は5段階評価の3でしたよ!

これで美大に行ったんですから、教師は何を見ていたのやらって感じです。
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