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2015'05.29 (Fri)

夫の愛の形

最近、2組の知り合いのご夫婦で、
先に奥さま(70代)が、天に旅立たれたのですが、
ご主人の発言が全く逆なのには、考えさせられるものがありました。

奥さまは、お二人とも末期がんだったんです。

で、片方のご主人は、

末期がんだというのに、医者にのせられて、手術を1回してしまった。
 妻の手術後に、他の病院でセカンドオピニオンを聞いたら、

 【その状態で、その手術はするだけ無駄で、
  かえって体に負担がかかり、寿命を縮める。
  病院のお金儲けに付き合わされたのでしょう】

 と、言われ、妻に申し訳ないと、
 今でも、あの病院に入院させたことを後悔している」

と、話されたんです。

そして、もう片方のご主人は、

「妻は、末期がんだから、もう生きるのをあきらめると言ったが、
 私は、最後まであきらめるなと、
 結局、妻は、5回ほど手術をしたあと、亡くなった。
 夫婦でよく頑張ったと、妻を誇りに思う」

って、話されたんです。

どっちのご主人が、奥さん思いなのか?!
私には分かりません。

でも、末期がんなのに、
奥さんが5回ほど手術をなさったご主人のほうが、
1回の手術を悔やむご主人よりも、
明らかに、幸せそうな顔をしていました。

そりゃ、同じ場所に出来たガンではないので、
単純に比較はできませんが、
ステージ4で、切りまくるか、温存するか……
それで、どれだけの寿命が延びるのかは、ケースバイケースでしょう。

でもね、私は、両方とも奥さんを知っていますが、
5回手術をした奥さまは、
ある意味、本当に自分の生を自分で生きることを、
あきらめたんだと思うんです。


「私は先に逝くのが分かっているのだから、
 最後は、この人の希望をかなえてあげよう」


って、ご主人の望むがまま、手術を受けることになったんだろうと、
私は、想像しています。

確かに、奥さまが亡くなられた後、ご主人は大満足しておられましたが、
奥さまが本当に愛されていたのかと考えると……
1回の手術を後悔しているご主人のほうが、
奥さまを深く理解し、愛していたんだろうなって、
私には、そう見えました。
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19:27  |  life  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

そうですね。

私なら主人の自己満足に付き合いたくないな。
はっきり言ってそうだもの。
家族なら病人さんが少しでも痛みがやわらぐ方法、
辛くない方法を選んであげたいですね。
末期ならなおさら。

家族の個々の思いはともかく・・・・・
簡単に割り切れるものではないのかもしれないけど
答えは意外と単純なのかもしれない。

yoshi | 2015年05月29日(金) 22:27 | URL | コメント編集

おはようございます。
いくら手術しても助からないのなら、好きな事をしたいです。
いくら頑張ったところで、いつかは、死ぬんだし。。。
楽な方法で気楽に行きたいです。
医療費だってかかるし、負担は、減らして悔いのない人生が良いですよね。
ピーちゃんこ | 2015年05月30日(土) 06:00 | URL | コメント編集

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 | 2015年05月30日(土) 08:09 |  | コメント編集

すごく難しい問題だと思います。遺された家族にしたら、後悔を残す事はしたくないでしょう。ただ命の期限が決まっているならば、できるだけ本人の思う通りにと考えるのも当然。

結局これでいいっていう結論はないですよね。旅立つ方も遺される方も、お互いに納得のいく治療ができるといいのですが。
まりん | 2015年05月30日(土) 13:07 | URL | コメント編集

yoshiさん

> 私なら主人の自己満足に付き合いたくないな。
> はっきり言ってそうだもの。
> 家族なら病人さんが少しでも痛みがやわらぐ方法、
> 辛くない方法を選んであげたいですね。
> 末期ならなおさら。

そうなんですよねぇ。
私も、ご主人の自己満足のように見えます。
ただ、それにつきあってあげるというのも奥さまの愛情なのかもしれないし。
私だったら、つきあわないですけどね。


> 家族の個々の思いはともかく・・・・・
> 簡単に割り切れるものではないのかもしれないけど
> 答えは意外と単純なのかもしれない。

はい、よく話し合えばいいんだと思うんです。
お互いにベストだと思うことを言い合い、突き詰めていけば、答えは出るんですよ。
でも、夫婦の間でも人の話しを聞かない連れ合いっていますし、
それまでの関係の総決算みたいなもんなんでしょね。
ちよこ | 2015年05月30日(土) 19:14 | URL | コメント編集

ピーちゃんこさん

> いくら手術しても助からないのなら、好きな事をしたいです。
> いくら頑張ったところで、いつかは、死ぬんだし。。。
> 楽な方法で気楽に行きたいです。
> 医療費だってかかるし、負担は、減らして悔いのない人生が良いですよね。

はい、私だったら、まさにピーちゃんこさんのおっしゃる通りにしますよ。
第一、医療費だって、かかりますもんね。

今回のご夫婦は2組とも、ご主人が管理職で、現役時代は高収入だったため、
お金は、余るほどありました。
だからこそ、その時代の夫婦にありがちな、亭主関白ではありましたね。
なので、奥さまが先に逝くというのに、ご主人はスゴイ抵抗があったと思いますし、
奥さまの方も、夫を残して逝くことに罪悪感があったんでしょう。

私だったら、医療費ないし、パートナーに義理立てする気もさらさないので、
さっさとラクな道を選んで逝きますよ。
ちよこ | 2015年05月30日(土) 19:20 | URL | コメント編集

鍵コメさん

コメント、ありがとうございます。

たくさん書いていただき、とても考えさせられました。

多くの示唆をいただき、感謝しております。
ちよこ | 2015年05月30日(土) 19:23 | URL | コメント編集

まりんさん

> すごく難しい問題だと思います。遺された家族にしたら、後悔を残す事はしたくないでしょう。ただ命の期限が決まっているならば、できるだけ本人の思う通りにと考えるのも当然。

そうなんです。
スゴク難しい問題なんですよ。
いざ、その立場になった時…… 
家族の状況とか、病気の進み具合によって、
いろんな方向性で検討しなければならないですもんね。


> 結局これでいいっていう結論はないですよね。旅立つ方も遺される方も、お互いに納得のいく治療ができるといいのですが。

はい、人生の集大成ですから、先に逝く者、残される者、
いっしょになって、どれがベストの選択なのか?
考えのすり合わせをしてほしいですよね。

まぁ、今の70代ぐらいの世代だと、男は仕事・女は家庭という役割分担があり、
男の人は、自分が先に逝くって思っているケースが多いので、
残されるとなった時、それだけで、すごくパニックになってしまいがちです。

普段から男の人も家事ができていれば、もう少し冷静に向き合えたのかもとは思います。
ちよこ | 2015年05月30日(土) 19:32 | URL | コメント編集

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