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2015'06.02 (Tue)

ひまわり

20150602.jpg


今日は、仕事が休みだったので、パートナーと2人、
【第三回 新・午前十時の映画祭】に出掛け、

ひまわり

という、1970年製作のイタリア映画を見てきました。

ソフィア・ローレン & マルチェロ・マストロヤンニ

このイタリアの二大スターの共演作ですが、
名作として有名な作品ですよねぇ。

まぁ、私は初めて見たんですが!!!

でね、内容は、

愛する2人が、戦争(第二次世界大戦)によって引き裂かれました。

と、一言でブッた切れるものなのですが、
映像美と主役2人の存在感が、
戦争の悲劇を、より一層リアルに表現しているため、
ここまでの名作となったのでしょう。

たぶん、あの時代の作品だから、ここまで、

戦争は、やっちゃいけない!

って、ガンガン伝わってくるんだと思うんです。
今の時代に作ったら、デジタルで小奇麗になり過ぎて、
人の生(せい)の生臭さとか、薄っぺらくなってしまうような気がします。

それと、今日の映画館でも、私が1番若い年齢だったのですが、
私が1969年生まれなので、ほぼ私と同い年の映画です。
ただ、私より若い年代の人は、いくら名作といっても見ないんでしょうね。

今、戦後70年という一区切りで、
それに関連した番組が、次々とTVで放送されていますが、
第二次世界大戦は、古めかしい題材になってしまったように思います。

日本は、ご近所の国とゴチャゴチャやっており、
その発端が太平洋戦争なので、
今の若い人も戦争自体を忘れることはないのでしょうが、
なかなか自分の痛みとして受け止めるのは、難しいです。

私自身、この映画は、
戦争の悲劇で愛する者が引き裂かれるという内容は知っていても、
例えば、タイトルの【ひまわり】は、イタリアで咲いているひまわりで、
恋人同士の良き思い出の花みたいなイメージを勝手に持っていました。

けど、実際に映画を見たら、
ひまわりは、元戦地(ロシア)で咲いているもので、
花の下には、大勢の敵味方の兵士や現地で暮らしていた農民が、
戦争で死に、埋まっているという……
画面いっぱいに広がり群生するひまわりは、実は弔いの花だったのでした。

このひまわりの下に、戦争で命を落とした人たちが眠っているのか……

映画を見て、いかに自分の思い込みが浅はかだったかを思い知らされました。

花畑を見て、綺麗だな、癒されるなって、
ポジティブなイメージしか持っていなかった自分は、
平和な時代に生きることができ、本当に幸せなんだと痛感しました。

と、同時に、戦争をしてはいけないって、誰もが分かっているだろうに、
どうして戦争は無くならないのか?!
殺し合い以外の手段で、互いの妥協点を探る道はないのか?!

威嚇のため、正当防衛のために軍備が拡張していく中、
それを見ているだけでいいのかな?!
とも、この映画を見て、気づかされたのでした。
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Comment

ヘンリーマンシーニの曲がいいですよね。
戦争によって引き裂かれた夫婦の悲哀を表現している音楽だと思います。
記事を読みながら「ひまわり」が頭の中でぐるぐる再生していました。
そして、今の日本はどこへ?と思った瞬間、その美しいメロディーが消えてしまいました。
BB | 2015年06月02日(火) 21:17 | URL | コメント編集

おはようございます。
戦争映画は、精神的負担が多過ぎて見れなくなりました。
主人とみた映画で”イオウ島・・・”がありましたがどうしても気分が悪くて途中で出て来ました。歳と共に刺激に対応できなくなって来ました。
ピーちゃんこ | 2015年06月03日(水) 04:58 | URL | コメント編集

ミームです

こんにちは。
うちの子たちとTVを見ていた時戦争映画の予告を見て
二人が「戦争映画は絶対ヒットするよ〜、見ないわけいかない」
と言うのでビックリしました。

純真な子供目線で言うと
社会的意義のあるものは観るべき
となるようです。
そんな気持ちのあるうちに見せとかないと
と思いました。

もう少し成長したら映画イコール娯楽と普通に思うようになりますから。

このような古い映画は親の私もそれほど興味がない為
行く事はない気がします。
 | 2015年06月03日(水) 14:00 | URL | コメント編集

BBさん

> ヘンリーマンシーニの曲がいいですよね。
> 戦争によって引き裂かれた夫婦の悲哀を表現している音楽だと思います。

そうなんですよ!!!

あのタイトルバックに流れるひまわりの映像とヘンリーマンシーにの名曲!
私はアレで、この映画を1度は見たいと思っていたんです。
うちのパートナーも、私と同じだったので、今回は一緒に見に行ってきました。


> 記事を読みながら「ひまわり」が頭の中でぐるぐる再生していました。
> そして、今の日本はどこへ?と思った瞬間、その美しいメロディーが消えてしまいました。

はぁ……本当にねぇ。

戦争をすると、家族も友人も、そして国家も、例え勝利したとしても、
悲しみや苦しみは癒えることはないと、映画でも訴えているのに、
どうして日本は戦争に近づいて行こうとするのでしょうか?!

国家間のパワーバランスの上で、仕方がないといって、
同盟国に押し切られてもいいのでしょうか?!

かといって、軍備を増強するご近所の国との関係も、危ない綱渡りですし、
人が人を殺さないと、国家は維持できないものなのでしょうか?!

この映画を見て、戦争の悲劇は身近にあるのだと、改めて教えられました。
ちよこ | 2015年06月03日(水) 19:09 | URL | コメント編集

ピーちゃんこさん

> 戦争映画は、精神的負担が多過ぎて見れなくなりました。
> 主人とみた映画で”イオウ島・・・”がありましたがどうしても気分が悪くて途中で出て来ました。歳と共に刺激に対応できなくなって来ました。

あぁ、ピーちゃんこさん、これ、私も分かります。

私なんて、もう20代後半から、SFの近未来もの以外は、
第二次世界大戦も、ベトナム戦争も、その他諸々の映画は精神的にキツクて、
受け入れられなくなりました。

ただ、今回は、美しいひまわり畑を見て癒されたいっていう思いが強かったため、
反戦映画だと分かって見に行ったのですが、
まさか、ひまわりが戦没者の霊を慰めるために植えられていたものだとは……ショックでした。

はい、今年は戦後70周年で、当時を振り返るドキュメント番組も多いのですが、
私は、やはり、胸が苦しくなって、とても見る気にはなれません。

現実に目をそむけていると言われたら、そうかもしれませんが、
自分の心の平穏を、ここでは優先させていただきます。
ちよこ | 2015年06月03日(水) 19:14 | URL | コメント編集

ミームさん

> うちの子たちとTVを見ていた時戦争映画の予告を見て
> 二人が「戦争映画は絶対ヒットするよ〜、見ないわけいかない」
> と言うのでビックリしました。

子どもって、戦争で人が死ぬ恐怖とか、家族の精神的苦しみとかが、
イマイチ理解できていないというか、想像できないので、
近未来のSFバトルであろうが、実際に起きた戦争を題材にしたものだろうが、
スゴク興味津々ですよね。

まぁ、人間というか、動物の本能で、闘争心を掻き立てられるのかも。


> 純真な子供目線で言うと
> 社会的意義のあるものは観るべき
> となるようです。
> そんな気持ちのあるうちに見せとかないと
> と思いました。

あぁ、社会的教養という範疇のものに興味を示すというのは素晴らしいです!
さすが、ミームさんのお子さんたちです!!!

うちのユースケは、B級SF映画だろうが、アホアホのハリウッド映画だろうが、
バトルものだったら、何でもかんでもTVで放送されるものは見てますからね。

っていうか、うちの子は、映画=娯楽と、最初から思ってますよ、たぶん!


> このような古い映画は親の私もそれほど興味がない為
> 行く事はない気がします。

確かに、映画って興味のない分野だと、ぜんぜん見ないもんですよね。
私は自分が中学時代から名画座に通って、当時の昔の映画も見てきたんです。
ヒッチコックとか、MGMミュージカルとか。

なので、古い映画はもともと好きなので、気に入ったのがあったら、
今後も見に行きたいなって思っています。
ちよこ | 2015年06月03日(水) 19:23 | URL | コメント編集

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