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2015'10.25 (Sun)

現国の模試

今日のユースケは、
代ゼミの高2スタンダードレベル模試を受けたのですが、
受験生は、たったの2人だったそうで……

「2人に1人の監督の先生がついていて、申し訳ない気持ちになった」

とのことでした。

今日は東進が派手に宣伝し、全国高校生模試を行っていたのもありますが、
気候のいい時期ですから、部活の大会とか、大学の学園祭に行くやら、
まぁ、高校生も忙しかったのでしょう。

けど、ユースケは持ち帰ってきた問題を英語と国語は私にも見せてくれるため、
イマドキの高校生に読んでほしい文章の傾向が、よく分かります。

特に現国に関しては、
私たちの時代の問題文のようなフラットというか、中立的な文章ではなく、
評論も小説も同じように妙に『説教臭い』んです。

たぶん、今の高校生は本を読んでないだろうから、
せめて模試の問題文を読む中で、危機感を持ってほしい!


という……
そんな問題製作者の意図が感じられて、私は切なくなりました。

ユースケ曰く、四大模試(河合、駿台、東進、代ゼミ)&進研模試の傾向として、
現国の問題は、『コミュニケーション関連の文章』が、毎回、出るとのことで、
それだけ、コミュニケーションに対する若い世代へのアドバイス、
という意識が強いんでしょうね。

ほんと、イマドキの高校生は本を読みません(ラノベを除く)。
ユースケの教室の後ろに、担任が家から本を持って来て、
プチ図書コーナーを作っているのですが、
生徒は誰も触らず、
生徒に自習を言い渡した先生方が、時間つぶしに読んでいるそうで。

まぁねぇ、これだけネットで情報が氾濫していたら、
いちいち紙の本をめくるというのも、
彼らにとっては時代遅れの行為なのかもしれません。

さて、そんな中で、今日の模試で使われた現国の文章は、
親子関係に言及したものがあり、私的にはアイタタタッ!でした。

一度、原文を読んでみたいなって思いましたよ。
(土井隆義 【友だち地獄】)

問題として抜粋されていた部分だけを簡単に要約すると、


50年前の日本の親子関係は、親が上、子が下というタテの関係であり、
その中で子どもは、反抗期という親の価値観に自らの価値観をぶつけた末に、
親から離れ、自立していった。

しかし、今の親子関係はヨコを望む親が多く、反抗期も激減している。
ヨコの関係では、
子どもの個性を尊重し、対等な関係を築きたいという……
そんな理解ある親が増えているように見えるが、
それは、子どもにとっては逆効果ではないのだろうか。

上下関係だからこそ、子どもは強い親に反抗し、
それでも、受け入れられているという安心感を得て、
そこで自立したいという欲求が生まれるのだが、
親と対等な横の関係で育てられると、
かえって親を傷つけまいとして、自分の価値観をぶつけられず、
自己肯定感が持てないため、外の世界に強い不安を感じ、
親に依存してしまう傾向がある。


という感じですかねぇ。

はい、高校生の子どもたちが、
こんな文章で現代国語の模試を受けているのかと思うと、
子育てに失敗しちゃったかな?!って、私、身につまされますわ。

でも、模試でこの文章を読んだ高校生の感想を聞いてみたいですね。

みんな、ちゃんと親に依存しないで、自立してちょ!

親もさぁ、齧られる脛なんて持ってないからね!!!
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Comment

こんばんは

ユースケ君関連の記事は
現代の高校生の実態を知る上で
とても貴重な情報となっております^^

日頃の業務でヨコの親子関係は強く感じています。
まさにお友達親子。
そして毒親に悩まされる子ども。
どこかで何かが違って来ている。

教育も時代なのかしら。
こっぺ | 2015年10月25日(日) 21:44 | URL | コメント編集

こっぺさん

> 日頃の業務でヨコの親子関係は強く感じています。
> まさにお友達親子。
> そして毒親に悩まされる子ども。
> どこかで何かが違って来ている。

はい、親がお金が稼げないとか、一人親家庭だとか、どこか子どもに負い目を感じていると、
ヨコの関係になりやすいですよね。
ヨコなら友だちですが、
逆転して親が親ではなく、子どものほうが親になってしまう場合とかもありますし。

でも、そうなると、子どもは親にはぶつけられないストレスというか重圧が出てきます。
親が強くてタテを強要するからこそ、反抗も出来るし、その過程で自我が確立するのに、
親が対等とか弱くなってしまうと、養育してもらって申し訳ないし、親の目を気にしていい子を演じてしまいがちです。

それこそが毒親なんだと思うんです。
子どもが「うちの親は毒親だ!」と、気が付いているのなら、まだまだ救いはあるのですが、
だいたいの場合、子どもは親が毒親だって分かってないですもんね。
共依存って言いますが、親も子どもも互いに依存し合って、離れられない密着した関係です。

まぁ、どこまでも、そのままいければいいんでしょうが、
いつか子どもは自分が自分の人生を歩んでいないと気づき、心が壊れてしまいがちです。

こっぺさんは、いつかは破綻するであろう親子関係だと分かっていても、
見て見ぬふりをするしかないですもんね。

そこが、こっぺさんも辛い所だと思います。
子どもが毒親だと気づくのが遅くなればなるほど、傷は深いですからね。


> 教育も時代なのかしら。

そうだと思います。
でも、こうやって模擬試験の問題で、現代の親子関係の歪みを指摘し、
高校生に気づいてもらいたいという配慮は、さすがだと唸らされました。
(高校生が家に持ち帰り、私のように問題を読んで自分の間違いに気づく親も出てくるでしょうしね)
ちよこ | 2015年10月26日(月) 18:54 | URL | コメント編集

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