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2015'11.15 (Sun)

墓こそ自分の鏡

昨日、高校の同級生の男性と話しをしていて、
墓こそ、まさに自分の鏡なんだと思い知らされました。

彼を取り巻く『墓にまつわるエピソード』が、秀逸だったんですね。

昨日のブログに登場した彼は、
うどん県の田舎の出身で、男3人兄弟の末っ子。
ただし、長男、次男、ともに独身で、
実家の墓を継ぐのは、末っ子の彼の娘さん2人にかかっています。

公務員だった彼の父親は、4代続く先祖の墓を守り通すのが使命だと強く感じ、
自分は次男なのに、長男を差し置いて後継者に名乗り出たといういきさつがあります。

それが、そのお墓……
なんと空港を建設する際、滑走路に引っかかってしまい、
移転を余儀なくされたんですが、その移転先が滑走路から外れた荒れ地で、
墓に辿り着くまでの道すらないんです!!!

彼の実家の墓だけのために、道は作られなかったのでした……。

で、それを嘆いた彼の父は、一昨年、再び墓を移動し、
今度は、お参りに行きやすい場所なのですが、
その墓に対する執着というか、多額の金銭が動くのを見ていた彼の母親は、

「私は、お父さんと一緒に、あの墓に入りたくないから、
 海に散骨して!」


と、三男の彼には宣言しており、
そんな彼も、自分は嫁さんの家の墓に入ることが既定路線となっており、
孫を自分の実家の墓守にという父親の案は実現不可能なんですね。

なので、一番、現実的な対策としては、
このまま父親が1番に亡くなるだろうから、父は自分が継承者だという墓に入り、
その時点で、

「次男である父がワガママを言い、ご迷惑をおかけしました。
 このお墓は、どうか長男さん一族でみてください!」

と、墓をお返しし、
彼の母は散骨なり、実家の墓に入るなり、望み通りにしましょう!

ということになるのでしょう。

で、独身の彼の兄たちも、自分の好きにしたらいいんじゃないの?


はい、これが彼の一族の場合なのですが、
こうなると墓なんて、かえって邪魔物扱いですよね。

うちもそうですが、
父の世代は墓に執着し、墓は自分の死後々も奉ってくれるし、
お参りに来てくれるものだと思い込んでいますが、
私の世代になると、墓にかける金もないし、
死んだあと、拝んでほしいとも思いません。

先祖や家という価値観が希薄になるだけでなく、
パートナー、夫婦という形すら、死後に関しては輪郭がぼやけてきており、
さらに、子どもや孫に期待するなんて無理なんですわ。


まぁ、それでもうちの母も、ユースケを墓守にと決めているようですが、
私の本音では、母が亡くなって7回忌が終わった頃、墓じまいしようかなってね。
ユースケも墓が重荷だって言ってるし、
もう、千の風になって飛んでいくのすら面倒臭いから、
私が焼却炉で燃えて灰になった時点で、

「要りません」

って、そこで処分していただけたらいいんじゃないかと、私は思っています。

墓こそ自分の鏡なら、
私は今の自分の人生に価値があるとは思っていないからこそ、
灰になった自分も、誰かに慈しんでほしいとは考えないのでしょう。
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17:34  |  life  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

こんばんは

一応 お寺にお墓を建てる土地だけ確保して頂いていますが
ユースケ君と同じように 息子も墓が重荷だと思っているかも。

建てたからには ずっと守ってほしいし、
最初からお墓がなければないで
供養の仕方があると思うし。

う~ 呪縛愛 怖いわ^^
こっぺ | 2015年11月15日(日) 21:20 | URL | コメント編集

こんにちは。
私の家も墓問題あります。
話せば長いので割愛しますが
今年叔母が亡くなり
ハワイの海に散骨しました。
それを見守ってきた独身の姉はとってもよかったといってましたよ。
私もお墓問題はナンセンスだわと思うようになりました。
ミームみーむ | 2015年11月15日(日) 22:47 | URL | コメント編集

何人も見送った私としては 本人の意向の通りに
することなので、自分の時も、考え方をしっかり伝えておこうと思います。

しかし、檀家になっているので、お寺に合わせなければなりません。

それには100年?前の先祖の意志を
私の代で なしとおしたのですが 私はその思いを 行ったので
私が逝ったあとは息子に、お寺の檀家をやめ、市営霊園にして、火葬だけして貰いたいと思います。

宗教感も時代とともに変わるのだと思います。

ローリエ送ったんだけど 嫌いかもしれませんが
届いてマス?
皆さんに送った時なんだー。。



おこちゃん | 2015年11月15日(日) 22:54 | URL | コメント編集

おはようございます。
大阪には、一心寺と言うお寺があります。かなり歴史がありますが、そのお寺では、納骨堂があってお墓がなくても、お骨で作る骨仏が作られて供養されるんです。だからお墓は、要らないシステムです。
しかし、主人の田舎には、先祖代々から続く墓が沢山あって、どうしたらいいんだろうって、思います。だって、そこで生活してる方は居ないからです。我々だって、ずーとお参り出来ないでしょう。娘、孫となると尚更無理ですよね。
墓石の墓場が出来るほど、今じゃ~お墓離れしてますよね。
そして、生きてる我々だって、娘や息子が一緒に生活してくれるなんて考えられませんし。。。。迷惑だって掛けられませんよね。
今にあったスタイルで良いのかなって思います。
ピーちゃんこ | 2015年11月16日(月) 04:28 | URL | コメント編集

こっぺさん

> 一応 お寺にお墓を建てる土地だけ確保して頂いていますが
> ユースケ君と同じように 息子も墓が重荷だと思っているかも。

私の想像ですが、息子さんはお寺から遠い距離で暮らすことはないでしょうし、
親が墓を建ててくれれば、喜ぶんじゃないでしょうか?
自分は入ればいいだけなので。

うちの場合、ユースケが実家のある県で生活することは、まず、ないため、
毎年、毎年、管理料を払って草取りやらしてもらい、お参りに来ることもないなら、
納骨堂のほうが気楽みたいです。


> 建てたからには ずっと守ってほしいし、
> 最初からお墓がなければないで
> 供養の仕方があると思うし。

はい、うちは父の代に建てたので、納骨堂ぐらいで良かったんですけどね。
うちの実家のお墓って、交通が不便な場所にあるため、正直、かなり辛いです。


> う~ 呪縛愛 怖いわ^^

まさに呪縛愛!そのものですよね。

あぁ、怖い!!!

亡くなってからも墓で自己主張し続けるなんて、大迷惑!!!
そんなことしなくったって、生きている人の心の中で生き続けているのに、
信用されてなかったんでしょうね。
ちよこ | 2015年11月16日(月) 18:17 | URL | コメント編集

ミームみーむさん

> 私の家も墓問題あります。
> 話せば長いので割愛しますが
> 今年叔母が亡くなり
> ハワイの海に散骨しました。
> それを見守ってきた独身の姉はとってもよかったといってましたよ。

ハワイの海に散骨する……

って、聞こえは美しいですが、
それだけの費用を叔母さんが残していたからこそ、出来たんですよね?!

それとも、周囲の方の善意なのでしょうか。

まぁ、それでも、成し遂げたのは素晴らしいと思います!!!

叔母さま、愛されていたんですね。

そしてお姉さんも、ご自身の身の振り方について考えるところがあったのでしょう。



> 私もお墓問題はナンセンスだわと思うようになりました。

はい、親戚とかなんやかんや、口は出すけど金は出さない人に関しては、
もう、聞かなくていいと思います。

お墓って、前は一族って価値観でしたけど、今は個人単位ですもんね!
ちよこ | 2015年11月16日(月) 18:22 | URL | コメント編集

おこちゃんさん

まずは、届いたというお知らせ&御礼が、大変遅くなってしまい、
申し訳ありません。

ローリエ、かなり前にいただきました!

ありがとうございます。

私も来年の干支の色紙を作ったので、皆さんに送る予定なのですが、
その時、おこちゃんさんに御礼に一筆書くことにしていたんです。
でも、どんどん遅れてしまいました。

私のズボラな性格で、ご心配をおかけし、ごめんなさい。



> しかし、檀家になっているので、お寺に合わせなければなりません。

そうなんですよねぇ。
日本には檀家制度があるため、お寺さんとの関係が良好なら、
そりゃ、言うことないのですが、そうじゃない場合は、考えてしまいますよね。


> それには100年?前の先祖の意志を
> 私の代で なしとおしたのですが 私はその思いを 行ったので
> 私が逝ったあとは息子に、お寺の檀家をやめ、市営霊園にして、火葬だけして貰いたいと思います。

はい、檀家さんって、パートナーの実家がそうですが、
何度も何度も建て替えるとかなんやかんや寄付金を要求されて、ほんと困ってましたもん。
そういうのがあるのなら、息子さんの世代にまで引き継がせたくないですよね。

息子さん、お母さんの気持ちを酌んでくださることでしょう。


> 宗教感も時代とともに変わるのだと思います。

はい、今の檀家制度も明治時代ぐらいですもんね。
そんなに古いものでもないので、
時代に合わせ、生きている人が都合がいいように解釈していけばいいんじゃないでしょうか?

生きている人が苦しむ制度も、変ですよ!!!
ちよこ | 2015年11月16日(月) 18:31 | URL | コメント編集

ピーちゃんこさん

> 大阪には、一心寺と言うお寺があります。かなり歴史がありますが、そのお寺では、納骨堂があってお墓がなくても、お骨で作る骨仏が作られて供養されるんです。だからお墓は、要らないシステムです。

はい、一心寺は有名ですよね。
私が尊敬している女性(既に他界)が、その一心寺に眠っております。

でも、必要な骨って少量なので、灰になった時、大きな骨壺に入れてしまったため、
結局、娘さんはコッチにお墓を2年後に建てました。

お母さんは、娘さんが弁護士になって、日本中を飛び回ってもいいようにと、一心寺を選んだのに、
娘さんは、司法試験を何度か落ちた後、弁護士はあきらめ、
今は、お父さんと一緒に二人仲良く暮らし、お母さんの墓参りをしているそうです。

故人の遺志通りにはいかないもんですね。


> しかし、主人の田舎には、先祖代々から続く墓が沢山あって、どうしたらいいんだろうって、思います。だって、そこで生活してる方は居ないからです。我々だって、ずーとお参り出来ないでしょう。娘、孫となると尚更無理ですよね。

はい、そこが大問題で、墓じまいをしたというのを、最近、よく聞きます。
交通が便利な場所の納骨堂を買って整理した……このパターンが多いです。


> 墓石の墓場が出来るほど、今じゃ~お墓離れしてますよね。
> そして、生きてる我々だって、娘や息子が一緒に生活してくれるなんて考えられませんし。。。。迷惑だって掛けられませんよね。
> 今にあったスタイルで良いのかなって思います。

私も見ましたよ!
墓石を砕いてリサイクルとか、墓石ばかり集めた山で供養するとか、片付けるのも大変です!!!

今の人は今の人にあったスタイルで故人と向き合えば、それで十分だと、私も思います。
ちよこ | 2015年11月16日(月) 18:41 | URL | コメント編集

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