四十路のオバサンの日常
その辺に転がっているオバサン、ちよこの日記です!
2015'12.14 (Mon)
思い出は重いで

先日のブログで、『刺繍は精神修行だから、もう、いいわ!』って、
自ら卒業宣言しておきながら、やっぱり作ってしまった2作目であります。
というのも、私の中にはルールがあるんです。
初めての物作りは、同じことを2回続けてやる!
今回も、このルールを無視することは出来ませんでした。
よほど器用な人ならともかく、皆さん、同じだと思うんです。
初めて作るものは、試行錯誤して段取りが下手ゆえに、作品の完成度が落ちる。
しかし続けて同じものを作ると、次は短時間で完成し、さらに見栄えも良くなる。
でも1番大切なことは、2回同じことを繰り返すと、身体で感覚を覚えるので、
3回目は間が空いても、完成度が落ちずに作品が出来るってことです。
面倒臭いと思っても、最低2回は続けて身体に覚えこなすことで、
次からはラクができるんですよねぇ~~~。
はい、まぁ、これが私の物作りのルールなんですけどぉ、
上に書いたことは聞こえはいいですが、結果として、
初めて作ったイマイチの出来栄えの作品が人へのプレゼントとなり、
2回目に作った綺麗な作品が自分の手元に残ったのでした……。
性格が悪いぞ! ちよこ!
でも、この作品も、既に私の元を離れ、
今日、実家に届いたという連絡が先ほどありました。
まぁねぇ、実家には1年4か月後には帰るんで、
母の物は私の物なんですけど、
さすがに人様に御礼で渡すものだけを送るのも引け目を感じましたし、
だって母だって、自分宛てのものがあったほうが嬉しいいでしょ?!
そりゃ、修学旅行で孫が買ってきた仏像は入れましたけど、
娘からは何もないっていうのも、寂しいだろうし。
あと、私の中に、
私が幼い頃、母もクロスステッチで刺繍をしていたという記憶があるんですよ。
特に、テーブル掛けという巨大作品がクロスステッチだったのを覚えています。
幾何学模様が四隅に入った、超大作だったので、
「母さんって、本当に器用だし、根性あるなぁ!」
って、当時、思っていましたが、その時は口には出さなかったのでした。
母と娘はライバルっていうか、
娘は専業主婦の母を、密かに見下し、陰で羨ましがっていたのでした!
でね、その当時は言えなかったのですが、
今になって、自分も初めて刺繍を作ったこともあり、
荷物が届いたという連絡があった時、母に伝えたんです。
「私も母さんのように刺繍をやってみたんだけど、
私は母さんみたいな大作は無理だわ。
テーブルを覆っていたあの巨大な刺繍が施された布、
お母さんは、本当に凄いよ!」
すると母の声が急に明るくなり、
「ちよこ、あのテーブル掛けのこと、覚えていてくれたのね!」
って、言ったんです。
でも、そこから先は、私の予想外でした。
「あれ、私の作品じゃないのよ。
あんな巨大なの、山口百恵さんのキルト作品じゃないけど、無理! 無理!
あれは中国製で、すごく安かったから買ったの。
私の刺繍は、コースターぐらいの大きさまでよ!」
えっ、アレって、
母さんの作品じゃなかったの?!
ガ~~~ン、聞くんじゃなかった!!!
私の中で、母の気高く美しい思い出が、1つ、削り落とされた瞬間でした。
っていうか、だったら、今回の作品で、私、母さんを超えたわ。
大きさだけはね……。
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ちよこさんは ほんと器用ですね。
ゆったりした気分で刺繍を楽しむのは
私には難しいかなぁ。
いつも「これして あれして 次は・・・」
なんて考えているから 完成した刺繍も
せこせこしたものになるかも^^;
ゆったりした気分で刺繍を楽しむのは
私には難しいかなぁ。
いつも「これして あれして 次は・・・」
なんて考えているから 完成した刺繍も
せこせこしたものになるかも^^;
こっぺ | 2015年12月14日(月) 21:04 | URL | コメント編集
お早うございます。
親子って何処か似るのだとつくづく思いました。
私の母は、洋服を作って着せてくれたし、私も手芸が好きですし、娘は、私より器用なんです。
手作業をする事では、皆同じですよね。
ちよこさん、私も1作目は、苦労して考えて作るので何処かギコチナイのですが、2作目からは、だんだん分かって綺麗に出来ますよね。
2つ作るって分かります。出来る事なら、飽きるほど作っていたいです。
親子って何処か似るのだとつくづく思いました。
私の母は、洋服を作って着せてくれたし、私も手芸が好きですし、娘は、私より器用なんです。
手作業をする事では、皆同じですよね。
ちよこさん、私も1作目は、苦労して考えて作るので何処かギコチナイのですが、2作目からは、だんだん分かって綺麗に出来ますよね。
2つ作るって分かります。出来る事なら、飽きるほど作っていたいです。
> ちよこさんは ほんと器用ですね。
>
> ゆったりした気分で刺繍を楽しむのは
> 私には難しいかなぁ。
>
> いつも「これして あれして 次は・・・」
> なんて考えているから 完成した刺繍も
> せこせこしたものになるかも^^;
そりゃ、今のこっぺさんは、人生第2の多忙期に突入ですもん!
正社員で仕事をしながら、お孫さんの面倒もみに行くし、
また、悠々自適の同世代の友人とのおつきあいもこなす。
そんなこっぺさんには、刺繍なんてチマチマしたもの、似合いませんって!
>
> ゆったりした気分で刺繍を楽しむのは
> 私には難しいかなぁ。
>
> いつも「これして あれして 次は・・・」
> なんて考えているから 完成した刺繍も
> せこせこしたものになるかも^^;
そりゃ、今のこっぺさんは、人生第2の多忙期に突入ですもん!
正社員で仕事をしながら、お孫さんの面倒もみに行くし、
また、悠々自適の同世代の友人とのおつきあいもこなす。
そんなこっぺさんには、刺繍なんてチマチマしたもの、似合いませんって!
ちよこ | 2015年12月15日(火) 19:23 | URL | コメント編集
> 親子って何処か似るのだとつくづく思いました。
> 私の母は、洋服を作って着せてくれたし、私も手芸が好きですし、娘は、私より器用なんです。
> 手作業をする事では、皆同じですよね。
やっぱり、ピーちゃんこさんのお母さんも裁縫が得意だったんですね!
うちの母も商業高校を卒業後、洋裁学校に通ってたそうです。
当時は、子どもの服は自分でミシンで縫ってましたもんね。
それに、娘さんたちまで器用だとなると、これは生まれてきたお孫さんたちにも、
きっと受け継がれていくことでしょう!!!
> ちよこさん、私も1作目は、苦労して考えて作るので何処かギコチナイのですが、2作目からは、だんだん分かって綺麗に出来ますよね。
> 2つ作るって分かります。出来る事なら、飽きるほど作っていたいです。
いやぁ、ピーちゃんこさんが雛人形作りに没頭していたというの、分かります! 分かります!
1作目は、ある意味、実験作なので、2作目以降が完成品ってことになりますし、
コツが分かってくると、量産体制に入りがちですよね。
でも、私の場合、材料が無くなった時にあきるのではなく、
量産体制に入ったら、手芸店がバーゲンの時、しこたま材料を買い込んできてしまうため、
結局、あきちゃった時に、まんま材料が残るという……悪いクセがあるんです。
それも、突然、あきちゃった時の材料が、まだまだ押入れには、たくさん眠っています。
いつか再び作るかもしれないってね!
けど、やっぱり作らない場合のほうが多く、ゴミになる運命が……。
> 私の母は、洋服を作って着せてくれたし、私も手芸が好きですし、娘は、私より器用なんです。
> 手作業をする事では、皆同じですよね。
やっぱり、ピーちゃんこさんのお母さんも裁縫が得意だったんですね!
うちの母も商業高校を卒業後、洋裁学校に通ってたそうです。
当時は、子どもの服は自分でミシンで縫ってましたもんね。
それに、娘さんたちまで器用だとなると、これは生まれてきたお孫さんたちにも、
きっと受け継がれていくことでしょう!!!
> ちよこさん、私も1作目は、苦労して考えて作るので何処かギコチナイのですが、2作目からは、だんだん分かって綺麗に出来ますよね。
> 2つ作るって分かります。出来る事なら、飽きるほど作っていたいです。
いやぁ、ピーちゃんこさんが雛人形作りに没頭していたというの、分かります! 分かります!
1作目は、ある意味、実験作なので、2作目以降が完成品ってことになりますし、
コツが分かってくると、量産体制に入りがちですよね。
でも、私の場合、材料が無くなった時にあきるのではなく、
量産体制に入ったら、手芸店がバーゲンの時、しこたま材料を買い込んできてしまうため、
結局、あきちゃった時に、まんま材料が残るという……悪いクセがあるんです。
それも、突然、あきちゃった時の材料が、まだまだ押入れには、たくさん眠っています。
いつか再び作るかもしれないってね!
けど、やっぱり作らない場合のほうが多く、ゴミになる運命が……。
ちよこ | 2015年12月15日(火) 19:30 | URL | コメント編集
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