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2017'06.08 (Thu)

大学全入時代

私の母校の福祉系大学は、実家から通える場所にあります。
しかも、私が専攻したのが心理学科で、
精神科のクリニックについては情報をもっていることもあり、
先日、大学の心理学科の事務室に、卒業生として顔を出してきました。

実は私は1期生で、今春、27期生が入学されたとのこと。
当時の開学メンバーで残っている常任の先生は2人だけでしたが、
なんと、事務の女性は、今も変わっていなかったんです!!!

私は彼女が今も働いているとは思ってもみなかったので、
再会出来て、スゴク嬉しかったのでした!


でも、彼女の口から、大学全入時代の厳しさを教えられたのでした。

ほんと、Fランク大学って、どうしようもないんですね……。

私がいた当時の25年ほど前、定員が50名だった心理学科は、
他の学科が定員を減らしたり、アヤシイ学科が新設される中、
【確実に人が集まる学科】として、80名まで増員したそうなんです。

しかし、どこの大学も同じようなことを考えたため、
当時は珍しかった臨床系の心理の学科も、どんどん全国に新設され、
うちの大学の心理学科は、
80名の定員に60名ほどしか応募がないんですって!

「じゃぁ、入試で落ちる人はいないんですか?」

と、私が聞くと、

「いませんよ」

とのこと。

スゴイですよねぇ……。

願書を出せば、合格ですもん!

はい、これこそ【大学全入時代】そのものですが、
続きがあるんですよ、続きが!

じゃぁ、全入の後は、全卒?!ってなるんですけど、

「留年もないし、全員卒業です」

まさに【大卒のバラマキ機関】です。

いやぁ、母校がココまで落ちぶれているとは、正直、ショックでした。

だって、大学で勉強しなくても、単位をもらえて、卒業できるんですもん。

もちろん就職先はありませんが、
そこは数字のマジックで、何とかしてるとのこと。

はぁ~ぁ、終わってるなぁ。

実際、廊下を歩きながら教室の中に目を向けると、
必死に喋る非常勤講師に近い席は、ほぼ空いており、
後ろにバラバラと何人かが座り、スマホをいじっていました。

「ちよこさんがいた頃は、学生さんもやる気があったし、
 先生方も理念があり、教育が存在したのだけど、
 今は、学生は大卒という肩書きをもらいに、
 先生方はサラリーマンと割り切ってやってるから、寂しいものよ」


と、事務員さんが語るのを聞いていると、私も、やるせない気持ちになりました。

で、こんなお喋りをしていると、ちょうど学生さんが事務室に来たんです。

「履修表、持ってきました!」

えっ?! もう6月なんだけど、まだ履修登録してなかったの?!

私は、あまりの遅さに唖然となったのですが、
事務員さんは、にこやかに対応していました。

「ねっ、今は、こういう子たちをヨシヨシ、お守りをしないとダメなのよ。
 遅いって叱ると、大学に出て来なくなるし、
 留年なんて言葉をチラつかせたら、保護者が怒鳴り込んでくる。
 そういう時代になったのよ」

う~~~ん、ユースケの通う大学では、履修の締め切りは4月で、
既に、木工、ガラス、自動車模型の3つの実習は終了しているというのに、
このユルユルな環境は、どうなんでしょうか?!

自分が卒業した学科なので、カリキュラムとか分かりますし、
ちゃんと教えてもらったという自負があったんですが、
大学全入時代は残酷ですね。

すっかり形骸化していたのでした。
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17:05  |  life  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

一度会社生活時代に来てほしいと言われて会社説明会に言った大学では構内を歩いてる半数がお隣の大国の学生でしたね~ この学生たちの前で話しても仕方ないな~と思ったことがありました。今はそういう時代になっちゃったんですね
自遊自足 | 2017年06月09日(金) 04:54 | URL | コメント編集

それも?

社会環境が変化したのですから、そこに生息する人も変化しないとイケマセン。

過去の価値観、、大学は、、あるべき姿!などと、おっしゃっていてはイケマセン。

ダメな人間を育て、ダメな組織に送り込む!

すると、ダメな社会が構築されて、
かなりダメな政治家でも、社会を牛耳る事が出来る ” 理想郷 ”

人類全体のレベルを下げて、、いつか訪れる単純社会。
ミンナが、自分勝手の我儘放題、夢も理想も腕力次第!

そんな社会が、、エネルギー均一の宇宙の終焉前に
人類の最期を間に合わせる手立てなのでしょう。

嗚呼!  真に、残念ですね。
フゥーさん | 2017年06月09日(金) 08:23 | URL | コメント編集

自遊自足さん

はぁ~~~、末期は、そうなりますよねぇ。

でも、まだ構内を歩いているだけマシなんでしょうか?!

就労目的(外貨稼ぎ)で学生ビザを取り、
大学には全く顔を出さないという人も多いですからね。

ただ、そこまでして生き残りたいだけ、まだまだ旨味はあるってことなんですね。

よ~~~く、分かりました!!!


ご自身の体験に基づいた貴重なコメント、自遊自足さん、ありがとうございました☆
ちよこ | 2017年06月10日(土) 18:23 | URL | コメント編集

フゥーさん

フゥーさんらしい皮肉の利いたコメント、素晴らしいです!!!

ダメな人間を育てるのはダメな親ですが、
学生支援機構の奨学金という名の借金は、
最大月に10万円まで借りられるため、
就職して返済できなければ、子どもも親も奨学金破算になりかねないんですけどね。

でも、人類滅亡の前に、
日本焦土化計画が、ご近所さんで進んでいるそうなので、
私たち、世界に先駆けて最期を迎えてしまうかもしれませんね。


あゝ無情  by アン・ルイス


はい、フゥーさん、いつもながらハイレベルのコメント、ありがとうございました☆
ちよこ | 2017年06月10日(土) 18:30 | URL | コメント編集

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